ケモノでもわかる言語化の闇
脳機能言語化学外伝
頭の中って何語で考えてるんだろう。
実は、少なくとも
無意識で頭の中にある段階では
言語にはなっていないのではないか、
と睨んでいる。
意識的に考える時初めて、
頭の中の思考の一部を
母国語に変換して取り出して
こねくり回してるのではなかろうか。
人は一日に何万回と考え、判断していると本で読んだことがある。
これはおそらく
ほとんどが無意識の話。
わたし、今までに実感として1日に数百回すら思考した感覚はないもの。
みんなもそうだよね?
つまり、
言語として変換しないまま、
思考や判断を繰り返している、
ということなんじゃないかな。
好き、嫌いの感覚。
ラッキー、アンラッキーの予感。
安全、危険などの直感
などなど。
生理的な反応だってそうだ。
涙を流すとか、
笑うとか、
排泄するとか、
各器官に言語を通じて信号を出しているだろうか。
人類が生まれてから何百万年も経っていて、多少の進化をしたとは言え、言語はずいぶん後に生まれたもの。
そして今生きている言語だけでも7000くらいあるという。
流石に言語を用いて無意識に思考しているなんて考えられない。
だから、
言語化という言葉があるのは
自然なことなのかもしれない。
頭の中にある
未変換の思考を取り出して
母国語で表現する。
そのための技術が言語化では?
そもそも、
頭の中が言語の状態で思考しているなら、それをただ出すだけなのに、
なぜ言語化?
出力でいいよね。
英語脳という言葉があるが、あれはつまり、思考を変換する翻訳機を英語バージョンに切り替えるための表現ではないか。
ここ数年、
言語化という言葉を
やたら見かける。
本屋に行けば言語化のコーナーがあったりなかったり。
ただちらちら、
目次を眺める限り、
多くの場合が
自分の中にある言葉を他の人にも伝わるように整えるやり方・ノウハウ
という定義になっていそうな雰囲気を感じる。
だから、多くの人は言語化なんて頭が良い人がやるやつで、自分は苦手、無理だわ、と拒否反応を起こす。
そもそも、
そうじゃない。
言語化とは、
すでに自分の中にある言葉を整理する技術だけではない。
まだ言語になっていないものを、
自分の言葉としてまず取り出す。
そして、
それを相手に伝わるように
整えるまでの流れを含めて
言語化という気がしてならない。
言語化は
偏差値60の人が
62に見えちゃう
シゴデキ即モテノウハウ
というよりは、
言葉を使うなら全員必要な技術である。
偏差値で言うとボーダーフリー。
名前が書けたら、
即対象。
わたし、
偏差値10の獣ですけど。
たぶん、
わたしも対象です!




言語ってほんとに不思議。生まれてきたばかりの言語を持たない赤ちゃんは、言葉を使わない動物たちは、頭の中でどんな事を考え、自己認識しているんだろう。こういうお話だーいすき!